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円盤

4,150円(内税)
時間、場所、行為、ブレることのないコンセプト。過程を経た「レコード」の在り方としても素晴らしいのですが、針を落とした後のサウンドスケープも美しい。大推薦します。『アキツユコの新作。円盤からは「EMPTY TALK」に続くアナログ作品ですが、今回の作品は彼女にとっても異色の、そして、新たな一歩を感じさせる一枚になっています。片面1曲のロング・トラックで、実際にはB面の演奏も連続性があり、これまでの彼女の静謐な作品群を思えば、ノイジーな側面も表出し、振幅の大きいドラマティックな時間が体験できる。続く』


3,550円(内税)
『近年ライヴ活動を活発に行うようになった、孤高の鍵盤奏者、アキツユコ。国外ではDrag City/MOIKAIでの「音楽室」、Thrill Jockyからの「Hokane」(国内では共にchildiscから)に続く作品。本人の自主制作でCDのみのリリースでしたが、円盤でアナログ化させていただきました(CDとは一部内容違い)。 ジャケットの一部を一枚一枚手刷りで製作しています。 生ピアノとポータブルキーボードを中心に、一音一音の純度の高さに思わず引き込まれる凛とした音世界は彼女ならでは。』円盤


4,400円(内税)
HIMICO STUDIOや名前の無い喫茶店(裸のラリーズや村八分のメンバーも通っていたそうです)、六曜社など、名前をあげればきりがないステキな場所のキーマンがオクノ修氏。23年3月に京都の拾得で行われたライブ音源。現代も歌い継がれる「追放の歌」がかくあるべしと収録、同時代性と異様な存在感を放っています。何度も聴き直したくなるライブアルバム。アーカイヴに感謝。(2025)


2,750円(内税)
オクノ修氏が1980年にリリースしたカセットテープのディスク化、パンクムーヴメント前夜、アント・サリーの衝撃が、氏の中で昇華されたパンク・フォーク。ニューウェイヴとアコースティックの混成系としても革新的。『オクノ修のポップ・センスが炸裂した傑作サード・アルバムがついにCD化。マンドリンが乱れ飛び、熱情溢れるパンク・ポップが満載。』 OZ DISC (2001)


1,980円(内税)
1975年リリースされたミニアルバム「胸いっぱいの夜」。京都といえばHIMICO STUDIOや名前の無い喫茶店(裸のラリーズや村八分のメンバーも通っていたそうです)、六曜社、名前をあげればきりがないステキな場所のキーマンがこの方。「夜をテーマにしたコンセプチュアルな珠玉の小品。ファースト以前の爆裂フォーク・ロック・バンド、コンドアウトキの貴重なソノシート音源も追加収録」 フォークが生き方だった時代、底知れぬ 静寂に聴く 夜の歌。ざまざまな人物の思いが詰まった貴重な再発です。(2001)


4,400円(内税)
映画の音響技師、京都のシンガーソングライター松野泉が2023年に100枚限定のアナログ・レコードとしてリリースしていたアルバム「あそぼ」、反響が大きいのに物が無い、「これをそのままにしておくのは忍びない」と円盤が再発。特筆をすべきは音響やアレンジ面なのですが、シンガーソングライターとしての歌声と詞も強く響きます。ライナーノーツは湯浅学氏との対談形式。再発の装丁からもグッと松野泉の世界に引き込まれる構成。夢半分現実半分だからこそ投影される幻実の像があると思い出させてくれる作品です。 (2025)


6,380円(内税)
大竹伸朗が全体から現在のキャリアを認識される以前にやっていたバンド「JUKE/19」。「NO NEW YORK」以降の衝動と存在を明朗闊達に塩化ビニールに刻み付けた強い音源達。マルセル・デュシャンの生誕百年を記念して製作、カセット付きの限定版「ヨーロッパのホテルに滞在するマルセル・デュシャンの1日」。JUKEのイメージとは異なる制作時間軸、コンセプトが先に来ています。この音源のレコード化後の音像がすごかった。装丁は規格外の鏡面にシルクスクリーン、鏡とチェス、デュシャン・トリビュートが物質化。(2023)


5,500円(内税)
田口史人と湯浅学による「JUKE/19」 全音源アナログ化プロジェクト第五弾は3rdアルバム「Pieces」で大竹伸朗の方法での完成を見た、その後にあたる「Sound Track」。湯浅氏のライナーから引用すると「完成系が少しでも見えたら、そこからいかに逃れるかであがく。そのあがきが創造力だろう」。音が断片的な風景のように拡散霧散した現象の集積として集められ音像化する短編集。そして、今回も装丁は凄かった。。まるでアルバムの咀嚼が可視化されたような。田口史人氏の言外も詰まったプロジェクトです。(2023)


3,300円(内税)
その名からも想像できるように70年代の持っていた「プログレッシブ」=「前進する試み」を同時代で持ち合わせていた稀有な作家。ミニマル、サイケデリック、プログレッシブ、前衛が残した様々な要素が弓場宗治を媒介として発せられる、光のレゾナンス。ティヤール・ド・シャルダンの思想をシミュレーションしたという、ASKA TEMPLE作品でも決定版といえるサイケデリックアルバムです。この物質化がOMEGA POINTから新たなはじまりになることを願ったような制作。(2024)


1,100円(内税)
総天然色の写真集/カタログとして立東舎からリリースされた「日本のポータブル・レコード・プレイヤーCATALOG 奇想あふれる昭和の工業デザイン」がインディーで帰ってきた。円盤レコブックシリーズです。再生装置、自動演奏機アーキビストでもある田口史人氏が150台以上にも渡るポータブルプレイヤーを紹介。写真も新たに、新しく紹介されているプレイヤーも必見。これは見てるだけでも楽しい。写真に添えられた、こぼれ話にもニヤついてしまいました。(2024)


2,750円(内税)
高円寺円盤の田口 史人さんがポータブル・レコード・プレイヤーの本を出すとメールをいただいたので、「レコード寄席覚え書き」に続くお手製本かなと思っていたのですが、総天然色の写真集/カタログが届きました。これは見てるだけでも楽しい。田口さんのレコード収集癖の凄まじさはよく聞いていたのですが、やはり再生装置への愛も底知れぬものがあります。後半の湯浅学さんとの雑談〜あとがきへの流れは円盤ファンにはたまらない内容だと思います。(2015)


1,650円(内税)
『円盤の機関誌であり、店主の個人的機関誌でもあった封筒型雑誌の2020年4月、時代の節に投じた大増刊号。プレスCD二枚にポストカードやリソグラフ製作のZINE、壁新聞?などがぶっこまれた、これこそ「雑誌」。』 田口史人氏と円盤、オズディスクの歴史から多大な影響を受けてきたmole musicは音で参加しました。Jack Master Furusato名義での制作。こちらは封入されていたコンピレーションCDの単独販売。ぜひ。(2020)


1,650円(内税)
当店では「Slow Anthology」が90'sジャポン・アンビエントとしてのマスターピース、テクノロジー・ミュージック好きからも人気のLAKESIDE、円盤/黒猫の田口史人、テクニカラーの歌声を持つ小川町子によるバンドMATICOMIのラスト・アルバム。ドラムに当時フリーボの廣瀬方人を加えたバンド編成による唯一の作品'97年作。OZ DISCデッドストック。(1997)


4,950円(内税)
ASKA TEMPLE、その名からも想像できるように70年代の持っていた「プログレッシブ」「前進する試み」を同時代で持ち合わせていた稀有な作家。奈良明日香村を拠点として活動されていたので、店主も同時代にCD-Rで集めていました。円盤がこれらをアナログ化するという話を聞いた時は感慨深かったです。ミニマル、サイケデリック、プログレッシブ、前衛が残した様々な要素が弓場宗治を媒介として発せられる、光のレゾナンス。形骸化したスピリチュアルという言葉では回収できない、人と音楽の持つ関係性の限界。大推薦盤。(2024)


2,550円(内税)
80年代から活動を続ける福岡の奇才、倉地久美夫、五年ぶりのアルバム。弾き語りだった前作「Sound of Turning Earth」はジムオルーク録音 BISONからのリリース、同レーベルと円盤が協力制作したアルバムが今作。今回は古くから倉地氏の手段だった、多重録音で構築されています。市井の民話、逸話、蠢きを多重人格録音したような驚異的なドラマツルギーに圧倒されます。スキゾとパラノを往来するよな、異形の漫画を聴くような。これが噂のクラチックな気分というやつなのか。メロトロンで服部峻も参加。(2024)


4,200円(内税)
80年代から活動を続ける福岡の奇才、倉地久美夫、五年ぶりのアルバム。弾き語りだった前作「Sound of Turning Earth」はジムオルーク録音 BISONからのリリース、同レーベルと円盤が協力制作したアルバムが今作。今回は自主制作の手段だった、多重録音で構築されています。市井の呟き、民話、逸話を多重人格録音したような驚異的なドラマツルギー、異形の漫画を聴くようなアルバムです。これが噂のクラチックなのか。メロトロンで服部峻も参加。 (2024)


2,200円(内税)
『初期倉地カセット群、最後の作品でもあり、ファンのあいだでは最高傑作と言われてきた一本「へっちゃらソーニャ」をストレート復刻。トータリティの高い後の作品に引けを取らない出来で、後のCD群への布石でありつつ、80年代の総決算、結晶のような熱い作品です。』 円盤 (2019)


3,300円(内税)
『福岡の異才、NHK"詩のボクシング"優勝のシンガー&ギタリスト、倉地久美夫のCDデビュー前の録音を集めた2枚組コンピレイション盤。倉地はそのデビュー前から奇才として知られ、80年代には大量のカセット作品を発表していました。本作はそれらの大量の録音の中から厳選したものになっています。この頃の彼の異能ぶりは、彼のドキュメント映画「庭にお願い」の中で、菊地成孔や岸野雄一らが言及していますが、その実態が今、明らかに。』(2019)


SOLDOUT

円盤アナログ化シリーズ第1弾、アメフォンの90年代の作品から厳選された作品集。8トラックカセットレコーダーのコラージュマジック、場所と時間が交錯して生み出された新たな地平線の音楽。100枚残っていた塩化ビニールのストックを、シルクスクリーンジャケットに封入して再リリースした、特殊装丁盤です。100枚のみの販売になります。在りし日のインディペンデントレーベルをシミュレートしたような装丁はモールのTシャツシリーズでもおなじみのKRSの製作です。(2022)


1,650円(内税)
田口 史人氏がお手製本として持ち歩いていて、ニヒル牛からのオファーで制作した三部作ということで一冊として購入。リクロ舎からかなり分厚くなってリリースされました。田口さんのレコ屋話はおもしろくて爆笑してしまうことが多々。ここでは物、人、場所を介した時間軸で繰り広げられる、ユニーク、優しい、哀しいが書かれています。本題に入る前の言葉が鮮烈。未だにレコードを触る時にふと反芻してしまうことがあるくらいの影響力。(2023)




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